善光寺三門(山門)は、1750年に善光寺大勧進住職77世香厳大僧正が浄財によって建造されました。
高さ20メートル、幅20メートルの楼門で、様式は五間三戸二階二重門、屋根は入母屋造りの栩葺き(とちぶき)で1965年に国の重要文化財に指定されました。
2002年から2007年の約5年にかけて行われた平成大修理において、建立当時と同じサワラの板を用いた栩葺きに復元されました。
楼上には輪王寺歓喜心院宮の筆により「善光寺」と書かれた額が掲げられています。
これは通称「鳩字の額」と呼ばれており、3文字の中に鳩が5羽隠されています。